Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
三人の客
そのとき幸ちゃんは、また気をうしなってしまいました。
二度めに気がついたときには、森の木のてっぺんに、ひっかかっていたのです。もう夜明けでした。巨人につかまれているあいだは、さけぶことも、ものをいうこともできなかったのですが、そのとき、やっと声が出るようになりました。そこで、幸ちゃんは、死にものぐるいの声を出して、泣きさけんでいたというのです。
三人の客
幸ちゃんの事件があったお昼すぎ、トキワ館の洋室の応接間に、三人のおとなと、三人の少年が集まって、事件のうわさをしていました。幸ちゃんが、巨人にさらわれた話は、またたくまに、村じゅうにひろがって、トキワ館のお客さんも、みんな、それを知っていたのです。
応接間に集まっていたのは、小林、井上、野呂の三少年と、白犬の事件があった夜、野天ぶろで知りあいになった東京からの客と、その友だちふたりです。
野天ぶろで知りあった人は、東京の自転車製造会社の重役で、三谷さんというのでした。ふたりの友だちも、同じ会社の人でした。三人の少年は、この人たちと、おふろなどでよく出あうので、だんだん、したしくなり、じょうだんをいったり、ふざけたりするほどになっていました。