Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
貨車昇天
そのまわりに、トキワ館の主人夫婦、番頭、女中さんなどがむらがり、とまり客も、四―五人まじっていました。
駅員が、なにかおそろしいニュースを、持ってきたらしいのです。
よく聞いてみますと、それはつぎのような、おどろくべき事件でした。
貨車昇天
巨人の腕は、動物や人間をさらったばかりでなく、こんどは、あの大きな重い貨物列車を、雲の上へつかみあげていったのです。キングコングやゴジラは、飛行機や電車をつかみましたが、巨人の腕も、あの怪獣たちと同じ力をもっているのでしょうか。
矢倉温泉の駅から、東京の方に近い第一番めの駅は、横目駅で、そこに、横目町という、小さい町があるのです。
その横目駅を、今夜の八時四十七分に出た貨物列車が、矢倉駅へ、九時につきました。蒸気機関車にひかれた、十五両連結の貨物ばかりの列車です。
その貨物列車の、機関車からかぞえて、七両めに、あるお金持ちが、借りきっている貨車が、つながれていました。そして、その貨車は、矢倉駅でつみおろしをすることになっていたのです。
そのお金持ちは、矢倉村の近くに、大きな別荘を建て、その中へかざるために、東京から、たくさんの美術品を、矢倉駅へ送ったのです。