Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
なんだか、変です。章太郎君も竹内君も目をパチクリやっています。
「ハハハハ……、ぼくだよ。小林だよ。ちょっと変装してみたのさ。」
こんどは聞きおぼえのある小林少年の声でした。なんという、うまい変装でしょう。これが小林君だなんて、とても見わけられません。まったく女の子です。
それにしても、小林少年は、なんのために、こんな変装をしたのでしょう。
「じつはね、いま明智先生と、恩田君のおとうさんと、電話で打ち合わせてね、ぼくが女の子にばけて、きみのうちの女中さんになることになったんだよ。どうです。だれが見たって、男の子がばけているとは思わないでしょう。」
「それで、ぼくのうちの女中さんになって、二十面相をつかまえるんですか。」
「そうです。たぶん、うまくいくだろうと思います。先生がきみのおとうさんと話したことは、きみのうちの人はだれも知らないのですよ。電話口へ呼びだすときには、明智だなんて言わなかったのですからね。ぼくが女中さんになることは、おとうさんと、おかあさんのほかは、知らないのです。まえから、頼んであった女中さんが、きょう来たということにするんです。きみもそのつもりでいてください。