Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
「ついでに、裏口も、だれかにかぎをかけてもらってください。それから、窓はみんなしめて、外からあかないようにするんです。」
「わかりました。」
山口青年も透明人間には、ひどいめにあっているので、あいつをはいらせてはたいへんだと、老紳士の言うとおりに、裏口と窓をしめて回りました。
恩田さんも、山口君からそれを聞いて、戸じまりを、手伝ってくれました。
しばらくすると、恩田さんと松波博士は、応接間にテーブルをはさんで、こしかけていました。
「窓は、すっかり戸じまりをしました。しかし、あなたには、どうして透明人間がやってくることがわかったのですか。」
恩田さんが、ふしぎそうにたずねました。
「わたしは、あいつのあとをつけて、おたくの門のなかで、あいつを駆けぬけて、玄関へ飛びこんだのです。あいつが門の中へはいったのは、確かです。」
松波博士は、まだ青ざめていました。
「しかし、どうして、それがわかったのですか。相手は目に見えないやつではありませんか。」
「足跡ですよ。まあ、聞いてください。こういうわけです。わたしは、さっき電話をかけてから、バスでやってきました。バスを降りて、おたくの近くまで来ますと、わたしの前に人間が歩いてるような気がするのです。