Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

Lesen Sie 丹下左膳 (たんげさぜん) von 林 不忘 (はやしふぼう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.229 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

芸心阿修羅

一

「御遠慮無用。サ、これへ……」

逃がすまいと、手取り足とらんばかりに、はや、駕籠へ――なるほど、たいせつな人柱、これは逃がされない。

芸心阿修羅

一

カット照りつける陽の光の底に。

どこやらうっすらと、秋の気配の忍びよる午後である。

今は日光小学校があります。あれに沿って左に曲がり、四本竜寺の前を過ぎて、その道を真っすぐにとってゆけば、さらに右手に、稲荷川のつり橋。

あれから左に折れると、外山。

一直線に行けば、霧降道だ。

外山はつり橋から五、六町も行けばすぐふもとについて、山麓には凍岩、摺子岩があり、山上のながめは日光第一といわれているが――

つり橋のたもとから、途中に律院と梅屋敷のそばを過ぎて、渓流にかかった橋を渡ると、小倉山の高原。

で、この高原を一里あまりもたどって、赤薙の東ふもとに出れば、もうはやそこに、とうとうと地ひびきをうって聞こえてくるのは……。

日光三大瀑布の一なる、霧降の滝です。

高さ十三丈、幅五間、上下二段になっている。

山上から飛ぶしぶきは、折り重なる岩石に砕けて煙のように散り、滝壺から、横の山道にのぞく立ち木のこずえにかけて。