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Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

アメリカ等で育てられた学者、一般人が、人類の平等、文明進度と比例した共同精神の訓練等と云うことを、無条件に肯定し強調する不快さを、著者は、心ゆくばかり、批難して居る。

最も箇性的なものは、最も箇性的な内外の圏境の裡にのみ発育すること。精神の上品、下品のあること。その他今日の、平等主義の流行が無意識の裡に犯して居る精神界の種々な誤謬を、明快に指摘して居ることが、自分に深い歓びを与えた。

同時に、何か自己の仕事を、妻、母と云う範囲以外に成就させようとする女性の地位の難さも痛感した。自分のように、或一点で弱さを我からアドミットした生活では、どちらも――仕事も、妻と云う地位も――満足なものとはなされないのではないか。

エレン・ケイの霊活な筆は、家庭の尊さと意義深さとを心魂にまで銘じさせ、人間が、なまじいの根性では、余戯では、決して、それを地上に存在する価値あらしめ得ないことを思わせる。家庭の善美を完うすること、芸術的大業を遂げること、どちらも絶大な精力を要することで、心の分割や不純を、共に許さざることと感じられる。女性は、どちらかに一身を捧げる決意がいるのだ。