Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

惜しいようなものは身につけないがよい。本を見よう。

そこで出かけたはよいが、電車を間違え、京橋で、ぐるっと左へ廻られて仕舞ったには困った。Aが、膨れる。自分も一寸いやだったが、自分達のとんまで間違え、二人で大真面目にむくれて居るかと思ったら可笑しく、笑い出してしまった。

新らしい本にさほど目新らしいものも見えず。文学の部も、まあどちらかと云えば貧弱と云えよう。一寸行かないで居ると、二階に昇り切った時、心を打つ或ものがある。子供が、山盛のお菓子をはっとして見る心持。然し、一ヵ月に三四度行って見ると、その眩惑からは自由になり、一寸不満を感じる。

自分の為、ギリシア、テキストから訳したソフォクレス二巻、□□□□□二巻、チェックスロバキアの現代作家のものを集めたもの一冊、ハンデルのピアノアルバム、ヴェートウベンの歌曲を集めたもの等。

クライスラーの弾いたラルゴーをきく「レコードで」。ハンデル or ヘンデル? が好きになった。田辺氏の本を見ると、オラトリオで、ハンデルは第一位に属す音楽家とある。自分の買ったピアノ曲は小品で、謂わば彼の随筆か。

A、レーアブックスの処で、踏台にあがり楽しそうに漁って居る。