Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lesen Sie 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) von 平田 晋策 (ひらたしんさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.452 Zeichen · 208 Bildschirme

Aozora Bunko

フーラーふたたび来る

」

「僕、きっときっと勇敢にやります。東洋人なんかに負けるものか。」

アーサー少年は、肩をぐっとそびやかした。

諸君よ。この言葉を、わが清少年に聞かせてやりたいではないか。

フーラーふたたび来る

旗艦『オリオン』を先頭にして、その後から二十隻の運送船が、縦陣をつくり、太平洋を西へ西へ進んだ。

水平線の上にうかぶ雲を日本巡洋艦かと思ったり、潮ふく鯨を潜水艦とまちがえたりしながら、とうとう九月三十日の明けがたはやく、房総半島の東、黒潮の急流をのりこえて、九十九里浜の沖へせまった。

「さあ、いよいよ最後の総攻撃だぞ。」

フーラー博士は、革のだぶだぶした飛行服をかぶって、『荒鷲』第十三号機にうちのった。つづいてアーサー少年も大きな飛行眼鏡を光らせながら、『荒鷲』の胴体の中へ入って行った。『オリオン』は、今、全速力で走っている。檣の上には、荒鷲を描いた特別の司令旗が、はげしい風の中に、はためいている。

やがて、『荒鷲』第十三号機は、ひくい音を立てて唸り出した。信号の旗がさっとひるがえると、黒い怪物は甲板の上を走って、たちまち朝やけの空へまい上った。

つづいて、第十二号機がとび出した。