Japanische Klassiker mit Furigana
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うみぼうずと おひめさま
うみぼうずと おひめさま
小川 未明
Lesen Sie うみぼうずと おひめさま von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 13.584 Zeichen · 28 Bildschirme
ちょうど 大あらしの あとの ことでした。
「おや、こいつは なんだろう。みょうな ものが ながれて きたぞ。」
と、うみへびが かたわの うまを みつけて、ぐるぐると おもちゃの まわりを およぎました。この こえを ききつけて、わにざめが どこからか やって きて、一口に おもちゃを のみこもうと しました。
「まてまて。そう がつがつするな。みた ことの ない ものだ。ひとつ たいしょうの お目に かけようよ。なんでも かわった ものが すきだからな。これだって たましいさえ はいれば、おれたちの なかまに ならぬ ものでも ない。」
と、うみへびは のらりくらりと しながら、ひかる はらを なみまに みせて いました。
「は、は、は。この ちびに そんな ねうちが あるだろうか。」
と、わにざめが わらいました。
この とき、うみぼうずは ひとり 海の そこに いて、ちょうど たいくつを して いました。ひとの こまるのを よろこぶ わるい せいしつですから、この つぎは どんな いたずらを して、みんなが こまるのを みようかと かんがえて いました。