Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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うみぼうずと おひめさま

うみぼうずと おひめさま

小川 未明

Lesen Sie うみぼうずと おひめさま von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 13.584 Zeichen · 28 Bildschirme

Aozora Bunko

三

なにかの あきだるよ。」

と、きみこさんが わらいました。

あきだわらや、みかんの かわや、いろんな ものが ながれて きました。

「ぼくが 川へ すてた おうま どう したろうな。」

と、たけちゃんが いいました。

三

「きみの おうま どう したの。」

と、さんちゃんが ききました。

「ぼくの いらなく なった おもちゃだよ。」

と、たけちゃんは、小さい とき もって あそんだ、足の とれた うまを ながしたと いいました。すると きみこさんも、

「わたしも いつか、おにんぎょうさんを すてたのよ。」

と いいました。

「みんな 海へ ながれて いったろう。」

と、さんちゃんが いいました。

「海へ いって どう したろうな。」

と、三人は かんがえました。

こちらは、ひろい ひろい 海で ありました。なかでも、うみぼうずの すんで いる 北の ほうの 海は、青ぐろく ものすごい いろを して いました。そこには、うみへびや わにざめや しろくまや、しまの ある うみうまなどが すんで いました。

そして、これらの けものたちは、うみぼうずの けらいに なって いました。