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Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

「あっ、カニ怪人だっ。」

どこからか、青銅でできたような、あいつの姿があらわれ、カニの行列のあとから、あるいていくではありませんか。

忠雄君は、はじめて怪人の全身をみました。

カニのこうらとそっくりの頭、頭の上には二本のアンテナのようなものがつきでていて、それが、あるくにつれて、ピリピリとふるえています。

巨大なカニのこうらの下に、おそろしく光る二つの目玉、カニのはさみのような二本のうで、カニの腹ににた胴体、それから、するどいツメのついた二本の足。

なんという、いやらしい形でしょう。

一目みると、ゲッとはきけをもよおすような、みにくい、姿です。

刑事さんは、まだそれをしらないでいます。

窓をあけて、ここから、さけべばいいのですが、忠雄君は、のどがつまったようになって、声もでないのです。

しかし、目は怪物にくぎづけになって、みまいとしても、みないわけにいきません。

あっ、怪物は刑事さんのうしろから、ちかよっていきます。胸のへんから、なにかとりだしました。黒いマフラーのようなものです。

あっ、とびかかりました。はさみのついた腕が刑事さんの首にまわりました。