Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
「ほかの部屋も、しらべてみましょう。」
それから、博士と警部とは、第二、第三、第四、第五と、ぜんぶの陳列室をしらべましたが、どこも、第一の陳列室とおなじでした。
見はり番のおまわりさんはグウグウねむっていて、陳列だなは、みんな、からっぽになっていたのです。
「事務室へいってみましょう。館員がいるはずです。」
博士はそういって、かけだしました。事務室のドアをあけると、四人のわかい館員が、机の上に、うつぶせになって、グウグウねむっているではありませんか。
それから、外をしらべました。すると、美術館のまわりを見はっていた十人の警官も、みんな地面にころがって、ねむりこんでいたのです。
ききただしてみますと、ぜんぶの人が、小使のもってきたコーヒーを、のんでいることがわかりました。
「そうだ、あいつがあやしいぞ。」
古山博士が、さきにたって、小使室へかけこみました。しかし、そこは、もぬけのからでした。
それから、てわけをして、ほうぼうを、さがしましたが小使の姿は、どこにもみあたりません。にげだしてしまったのです。
「みんなをねむらしておいて、そのまに、美術品をもちだしたのですね。