Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
まてよ、すると、あの四人の事務員も、ほんとうの館員ではなくて、犯人のなかまがばけていたんだな。」
これで、すっかり、なぞがとけたわけです。しかし、にせものの古山博士は、なかなか、へこたれません。ごうぜんとして、つったっています。
「どこの馬の骨かわからない、こんな男をつれてきて、わたしをにせものだなんて、とんでもない、いいがかりだ。わたしが古山であることは、妻や子どもが証明してくれるよ。」
「いかにも、きみはこの半月ばかり、奥さんや子どもまでだました。それほど、きみの変装は手にいっているのだ。そういう変装の名人は、日本じゅうに、たったひとりしかいない。わかるかね。ぼくは二十のちがった顔をもつ男のことを、いっているんだよ。」
古山博士が、ギョッとしたように、からだをかたくしました。みるみる顔色がかわっていきます。
「きみは、怪人二十面相だっ。」
明智がたたきつけるように、さけびました。
「アハハハハ……、妖星人R、カニ怪人の正体は二十面相だった。このとほうもない知らせは、日本じゅうを、いや、世界じゅうを、ゲラゲラと、大笑いさせるだろう。きみは、これで、もうじゅうぶん目的をたっしたのだ。