Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
サーチライトにスイッチがいれられたのです。
おお、ごらんなさい。シイの木のてっぺんから、ふたりの人間が空へうきあがっているではありませんか。明智探偵と二十面相です。
ふたりとも、中村警部がいった、背中にくっつけるプロペラで、とんでいるのでした。
二十面相が、こういうプロペラを、木のてっぺんの枝の上にかくしておいて、それを背中につけて、空へにげだすことは、これまでにも、たびたびありました。これはフランス人の発明した、ひとり飛行の道具なのです。それを二十面相が買いいれたのです。
この道具を持っているのは日本じゅうで、二十面相ひとりのはずです。明智探偵は、どうして、それを手にいれたのでしょう。
明智は、この飛行道具のために、たびたび、二十面相をとりにがしています。それで、フランスにいる友だちにたのんで、発明家を説きつけてもらい、やっと、同じ飛行道具を手にいれることができたのです。それを二十面相が道具をかくした、となりのシイの木のてっぺんに、かくしておいて、こんや、はじめて、使ってみたわけです。
空飛ぶ二十面相、空飛ぶ明智探偵、ふたりは、追いつ追われつ、くらやみの空で戦っています。