Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
あっ、プロペラがぶっつかりました。みょうな音がしたかと思うと、二つとも、プロペラの回転がとまってしまいました。そして、明智も二十面相も、地上へつい落してきます。
そのとき、ちょうど、シイの木の上をとんでいましたので、ふたりとも、木のてっぺんにぶつかり、それから木の枝をつたって、地上におちてきました。おれたプロペラが、枝にひっかかったりして、おちる速度がにぶくなりひどいけがをしないですんだのです。
中村警部と、その部下の刑事たち、小林少年をはじめ十五人の少年探偵団員たちが「ワーッ。」とさけんで、そこへかけつけました。
二十面相は、どこかを、強くうったらしく、きゅうにおきあがることもできません。
ふたりの刑事が、とびかかっていって、手錠をはめてしまいました。
明智探偵は、こわれた飛行具をとりはずし、二十面相のそばに近づきました。さいわいけがもないようです。
「おお、明智君。また、きみのおかげで、こいつをつかまえたよ。こんどはにがさんぞ。」
中村警部が、感謝するように、力強くいいました。
「うん、こんどは、きみの車にのせて、ぼくもそばについて行こう。独房にいれて、かぎをかけてしまうまでは、ゆだんができないからね。