Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

いやにつめたいと思ったよ。」

ノロちゃんは、やみのなかで、ペロッとしたを出しました。

よつんばいになって、七―八メートルも進むと、パッと、あたりが広くなりました。もう、立って歩けるのです。みんなが、広い穴へ出ると、三つの懐中電灯で、グルッと、てらしてみました。

「あっ、枝道だよ。ふたつにわかれている。どっちへ、いったらいいのだろう。」

「さきに、広いほうへ、いってみよう。」

小林団長が、進む道をきめました。

その広いほうの穴を、すこしいきますと、どこからか、ゴーッ、ゴーッという、ぶきみな音が聞こえてくるではありませんか。みんな立ちどまって、「なんだろう?」「なんだろう?」と、ささやきかわしました。

「あっ、わかった。地底の川だよ。ほら、そこに大きな岩のさけめがある。その下のほうに、水がながれているんだよ。その水の音だよ。」

はば一メートル半もある、大きな岩のさけめが、どうくつをよこぎっていました。懐中電灯で、そのなかをてらしても、あまり深いのでなにも見えませんが、その底に水がながれているらしく、ゴーッ、ゴーッという音が聞こえ、つめたい風が吹きあがってきます。