Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
「まちがいありません。わたしがここへ入れて、暗号錠をかけたのですからね。」
「それはいつのことです。」
「ゆうべです。きのうは、わたしの誕生日だったので、友だちをよんで、真珠のゾウを見せていると、透明怪人があらわれたので、いそいで、ここへしまったのです。」
「それでは、そのときから一日たっていますね。一日の間、ぶじにここにおさまっていたでしょうか。わたしは、あいつにはひどいめにあっているので、なんだか心配なのですよ。あいつは魔法つかいですからね。」
それを聞くと、恩田さんは、にわかに心配になってきました。
「それじゃあ、ちょっと金庫をあけて、たしかめてみましょうか。」
すると、山口青年が、あわてていすから立ち上がりました。
「用心してください。あいつは、もう、この地下室へしのびこんでいるかもしれません。さっきから、なんだか、そんな気がするのです。目には見えないけれど、わたしたちのほかに、だれか部屋の中にいるような気がします。」
「えっ、なんだって? きみは、あいつがここにいると言うのか。」
恩田さんがさけびました。
「いや、はっきりはわかりません。なんだかそんな気がするのです。