Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
もうひとつ、地下室の入口の戸にも錠がおりていますが、これはふつうの錠ですから、針金一本あれば、ぼくだってあけることができます。二十面相には、ふつうの錠なんてないも同じことですよ。」
「ふうん、そうだったのか。わたしはゴムのにせものを本物だと思いこんで安心していた。ところが、十時になってあけてみると、からっぽになっていた。
それは風船が破れて、小さなゴムのかたまりになってすみっこのほうにころがっていたから、気がつかなかったというわけだね。しかし、どうして風船が破れたんだろう。」
「それは、このおもちゃのピストルです。」
小林君は、さっき山口のポケットから取りあげたピストルを見せました。
「金庫のとびらをあけるとき、まだぜんぶひらかない前に、山口がこれで風船のゾウを撃ったのです。そのとき、風船の破れる音がしたはずです。しかし、とびらをぜんぶひらいてみると、もうゾウの姿はなくなっていたので、そのほうに気をとられて、音のことなど考えているひまがなかったのです。きわどいはやわざです。恩田さん、金庫をひらくときすこしひらいて、しばらくためらっていたのではありませんか。