Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
そして、相手が防ぐひまもないうちに、かつらとつけひげとつけまゆげを、むしり取ってしまいました。
白いかみの毛、白い口ひげとまゆがとれると、その下から、若々しい顔があらわれました。
かみはまっ黒です。顔にはしわなどをかき入れてうまく変装していますが、若さをかくすことはできません。三十そこそこの男です。
「こいつは二十面相の一のでしで、やっぱり変装の名人です。松波博士が新しい家へ引っこされたときから、このにせものが入れかわっていたのです。
ほんとうの松波博士は、古代研究所の地下室の物置きに、とじこめられていました。
二十面相たちがとじこめたことは、いうまでもありません。このにせものは、毎日なにくわぬ顔で、所長として古代研究所へ通っていたのです。
そして、物置きへとじこめた松波さんに、こっそり食事だけは与えておりました。
これでもうおわかりでしょう。手首だけが宙を飛んだのも、足跡だけがしるされたのも、みんなこのにせ博士の作り話だったのですよ。」
あれほどまでにこんぐらかったなぞも、すっかりとけてしまいました。小林君は、
「さすがに先生だ。よくやってくださった……。