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Japanische Klassiker mit Furigana

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くうきぽんぷ

新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ

新美 南吉

Lesen Sie 新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ (くうきぽんぷ) von Niimi Nankichi (新美 南吉) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 41.209 Zeichen · 85 Bildschirme

Aozora Bunko

そこで大作君は、おとなのことばでいえば、自分の家の貧乏をはっきり認識した。さらに、貧乏であることをしみじみはずかしく感じたのである。

人は、つまずいてすてんころりとぶざまにころんだりすると、ころんだ自分に腹を立てて、もういっぺんわざと、こんどはもっとひどく、ころんで自分をいじめることがあるものだが、大作君も、自分の家の貧乏なことがよくわかり、そしてそれがうたがいもなくはずかしいことであるとわかってみると、こんどはわざと、自分の家がどんなに貧しいはずかしい暮らし方をしているかをおもい出して、ますますはずかしさを味わってみたくなった。

――第一、大作君の家では子どもが多すぎるのだ。大作君をかしらにして八人いる。そしてお母さんはまだこれから赤ん坊をうむかも知れないのである。何しろこんなに生まれるということはお父さんも意外だったそうだ。それが証拠に、お父さんははじめ三人だけは、大作、速男、幸助と、ていねいな名前をつけた。そして四人目が生まれたときにはじめて、これは今後何人生まれるかわからない。それならば、いちいち考えて名をつけているわけにはいかないというので、四人目の弟からは、四郎、五郎、ムツ子、七郎と、番号式につけたのだそうである。