Japanische Klassiker mit Furigana
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くうきぽんぷ
新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ
Lesen Sie 新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ (くうきぽんぷ) von Niimi Nankichi (新美 南吉) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 41.209 Zeichen · 85 Bildschirme
いや、その弟どもが、またひとりひとり考えてみると、いかにも貧乏たらしいのである。
速男はやせっぽちで、大作君からゆずりうける服がいつもだぶだぶのくせに大ぐいである。そして家では速男を西瓜ぐいの名人といっている。それは、はやくたべることと、皮を紙のようにうすくのこしてあとはすっかりたべてしまう芸当のためにもらった名前である。
つぎの幸助は、なんでもひろってきて、人のみないところにかくしておき、ひとりでとてつもないことを大まじめに考えているという変なやつだ。たとえば、茶色の小石をマッチ箱に入れて持っていて、めったにみせてはくれないが、それは土の中にうめておくとだんだん大きくなり、さらにそれを清水のわくところにつけておくと、すきとおってきて宝石になるのだそうだ。
つぎの四郎はまだ国民学校にあがったばかりだ。声がいいというので学芸会に出て唱歌をうたったが、家にいるときは、つぎのようなくだらん歌をいつでもくりかえしうたっている。
たかじゃっぽォ
ぽんひゃァりィ
りくぐんのォ
乃木さんがァ
がいせんすゥ
すずゥめェ
めじろォ
ろしやァ
やばんこォくゥ
クロバトキン
……
このばかげたしりとりうたはいつまでうたってもきりがない。