Japanische Klassiker mit Furigana
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くうきぽんぷ
新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ
Lesen Sie 新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ (くうきぽんぷ) von Niimi Nankichi (新美 南吉) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 41.209 Zeichen · 85 Bildschirme
けれどいつも小さい太郎たちのよい友だちでした。陣とりをするときでも、かくれんぼをするときでもいっしょに遊ぶのです。安雄さんは小さい友だちからとくべつにそんけいされていました。それは、どんな木の葉、草の葉でも、安雄さんの手でくるくるとまかれ、安雄さんのくちびるにあてると、ぴいと鳴ることができたからです。また安雄さんはどんなつまらないものでも、ちょっと細工をして、おもしろいおもちゃにすることができたからです。
車大工さんの家に近づくにつれて、小さい太郎の胸は、わくわくしてきました。安雄さんがかぶと虫で、どんなおもしろいことを考え出してくれるか、と思ったからです。
ちょうど、小さい太郎のあごのところまである格子に、くびだけのせて、仕事場の中をのぞくと、安雄さんはおりました。おじさんとふたりで、仕事場のすみの砥石でかんなの刄をといでいました。よくみるときょうは、ちゃんと仕事着をきて、黒い前だれをかけています。
「そういうふうに力を入れるんじゃねえといったら、わからん奴だな」
とおじさんがぶつくさいいました。安雄さんは刄のとぎ方をおじさんに教わっているらしいのです。