Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
Lisez 三国志(三) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 312 452 caractères · 628 écrans
思いあまってか、諸大将をあつめた上で、曹操もとうとう弱音を吐いてしまった。
「師を帰そう! 残念だがぜひもない。……また、機を計って、遠征に来るとしよう!」
すると、荀攸が、
「丞相にも似あわぬおことばを聞くものである」と、声を励まして諫めた。
「いかさま、この長期にわたって、お味方の艱苦たるや、言語に絶したものに相違ございませんが、城中の者の不安と苦しみもまた、これ以上のものに違いありません。今は、籠城の者と寄手の根くらべです。城中の兵は、退くに退けない立場にあるだけ、覚悟においては、寄手以上の強味をもっている。――ゆえに、寄手の将たる者は、夢々帰る都があるなどと自身も思ってはならないし、兵にも思わせてはならないのです。――しかるに、丞相おん自らそのように気を落して、いかで諸軍の心が振いましょうか」
荀攸は、心外なりとばかり、口を極めて、退くことの不利を説いた。
さらにまた、郭嘉が、
「この下の陥ちないのは、泗水、沂水の地の利あるゆえですが、その二水の流れを、味方に利用せば、敵はたちまち破れ去ること疑いもありません」と、一策を提出した。
それは泗水河と沂水河に堰を作って、両水をひとつに向け、下※(「丕+おおざと」