Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

Lisez 三国志(三) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 312 452 caractères · 628 écrans

Aozora Bunko

と、二人に誓いの杯を交わさせた。そして劉玄徳へは、特に、

「もうこれで呂布にも異存はあるまいから、ご辺も予州を去り、もとの小沛の城へ帰られるがよい」

と、命じた。

玄徳は、好意を謝し、別れようとすると、曹操は、呂布のいないのを見すまして、

「……君を、小沛に置くのは、虎狩りの用意なのだ。陳大夫と陳登父子が、ぼつぼつ陥し穽をほりかけている。あの父子と計らって、ぬからぬように準備し給え」

とささやいた。

かくて曹操は、後図の憂いにも万全を期し、やがて、総軍をひいて許都へ帰ってくると、段、伍習という二名の雑軍の野将が、私兵をもって、長安の李と郭を打ち殺したといって、その首を朝廷へ献上しに来た。

李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)、郭※(「さんずい+巳」、第3水準1-86-50)は、長安大乱以来の朝敵である。公卿百官は、思わぬ吉事と慶びあって、帝に奏上し、段※(「火+畏」、第3水準1-87-57)と伍習には、恩賞として、官職を与え、そのまま長安の守りを命じた。

「太平の機運が近づいた」と、なして、朝野は賀宴を催して祝った。町には、二箇の逆賊の首が七日間さらされていた折も折、征途から帰還した、曹操の兵三十万も、この祝日に出会ったので、飲むわ、喰うわ、躍るわ、許都は一時、満腹した人間の顔と、祝賀の一色