Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さんごくし

三国志(五)

吉川 英治

Lisez 三国志(五) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.

N1 · avancé · kanji et kana modernes · 325 249 caractères · 653 écrans

Aozora Bunko

「さては、鳳雛先生か」

玄徳は驚いて、取次の家臣へ、すぐ鄭重に案内せよと命じた。

かねて孔明からうわさを聞いていたからである。※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統はやがて導かれてきた。しかし堂に迎えられても、長揖して拝すでもなく、すこぶる無作法に佇立しているので、

「はて、このような男が、名声の高い鳳雛だろうか」と、玄徳は疑いを生じた。

のみならず、風態は卑しげだし、容は醜いときているので、玄徳もすっかり興ざめ顔に、

「遠くご辺のこれへ来られたのは、そも、いかなる御用があってのことか」

と、通り一遍の質問をした。

※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統はかねて孔明から貰ってある書状もあるし、魯粛の紹介状を携えていたが、わざとそれを出さなかった。

「されば、劉皇叔が、この地に新政を布いて弘く人材を求めらるる由をはるかに承り、もしご縁あらばと来てみたわけです」

「それはあいにくなことだ。荊州はすでに治安秩序も定まり、官職の椅子も今は欠員がない。――ただここから東北地方の田舎だが、耒陽県の県令の職がひとつ空いておる。もしそこでもと望むならば、赴任して見らるるがよい」