Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さんごくし

三国志(五)

吉川 英治

Lisez 三国志(五) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.

N1 · avancé · kanji et kana modernes · 325 249 caractères · 653 écrans

Aozora Bunko

三

と、許都に上って、曹操に会見し、将来の利害大計を述べて、この禍いを変じて、蜀の大幸として見せん――と、諄々、腹中の大方策を披瀝した。

張松の考えているその内容とはどんなものか、とにかく、彼の献策は用いられることとなり、彼は早速、遠く都へ使いして行くことになった。

その旅行の準備にかかる傍ら、彼は自分の家に、画工を雇って、西蜀四十一州の大鳥瞰図を、一巻の絵巻にすべく、精密に写させていた。

三

画工は五十日ほどかかってようやくそれを描き上げた。四十一州にわたる蜀の山川谿谷、都市村落、七道三道の通路、舟帆、駄馬の便、産物集散の模様まで、一巻数十尺の絵巻のうちに写されていた。

「これを開けば、いながらにして、蜀に遊ぶようなものだ。よしよし。上出来」

張松は、画工をねぎらった。

彼は直ちに、劉璋に謁して、出発の準備も調いましたればと、暇を告げた。

劉璋は、かねて用意しておいた金珠錦繍の贈物を、白馬七頭に積んで、彼に託した。もちろん曹操への礼物である。

千山万峡、嶮岨を越えて、使者の張松は都へ向った。

時、曹操は銅雀台へ遊びに行って、都へ還ったばかりであった。

江南の風雲は、なお測り難いものがあるが、西涼の猛威を、一撃に粉砕し、彼の意はいよいよ驕り、彼の臣下は益※(二の字点、1-2-22)慢じ、いまや、曹操一門でなけれ