Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
Lisez 三国志(五) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N1. Touchez un mot pour le sens.
N1 · avancé · kanji et kana modernes · 325 249 caractères · 653 écrans
三
――我さえなければ」
と、玄徳はそれを眺めて、身悶えしていたが、突然、舷に立って、河中に身を投げようとした。
三
左右の人々はおどろいて玄徳を抱きとめた。
「死は易く、生は難し。もともと、生きつらぬく道は艱苦の闘いです。多くの民を見すてて、あなた様のみ先へ遁れようと遊ばしますか」
と、人々に嘆き諫められて、玄徳もようやく死を思い止まった。
関羽は、逃げおくれた百姓の群れを扶け、老幼を守って後から渡ってきた。かくてようやく皆、北の岸へ渡りつくや、休むまもなく、玄徳は襄陽へ急いだ。
襄陽の城には、先頃から幼国主劉、その母蔡夫人以下が、荊州から移住している。玄徳は、城門の下に馬を立て、
「賢姪劉、ここを開けたまえ、多くの百姓どもの生命を救われよ」と、大音をあげた。
すると、答えはなくて、たちまち多くの射手が矢倉の上に現われて矢を酬いた。
玄徳につき従う数万の百姓群の上に、その矢は雨の如く落ちてくる。悲鳴、慟哭、狂走、混乱、地獄のような悲しみに、地も空も晦くなるばかりだった。
ところが、これを城中から見てあまりにもその無情なる処置に義憤を発した大将があった。姓は魏延、字は文長、突如味方のなかから激声をあげて、