Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しぶえちゅうさい
渋江抽斎
Lisez 渋江抽斎 (しぶえちゅうさい) de Mori Ōgai (森 鴎外) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 166 525 caractères · 334 écrans
おやすさんは人と成って後田舎に嫁したが、今は麻布鳥居坂町の信平さんの許にいるそうである。
柴田常庵は幕府医官の一人であったそうである。しかしわたくしの蔵している「武鑑」には載せてない。万延元年の「武鑑」は、わたくしの蔵本に正月、三月、七月の三種がある。柏軒は正月のにはまだ奥詰の部に出ていて、三月以下のには奥医師の部に出ている。柴田は三書共にこれを載せない。維新後にこの人は狂言作者になって竹柴寿作と称し、五世坂東彦三郎と親しかったということである。なお尋ねて見たいものである。
陣幕久五郎の負は当時人の意料の外に出た出来事である。抽斎は角觝を好まなかった。然るに保さんは穉い時からこれを看ることを喜んで、この年の春場所をも、初日から五日目まで一日も闕かさずに見舞った。さてその六日目が伊沢の祝宴であった。子の刻を過ぎてから、保さんは母と姉とに連れられて伊沢の家を出て帰り掛かった。途中で若党清助が迎えて、保さんに「陣幕が負けました」と耳語した。
「虚言を衝け」と、保さんは叱した。取組は前から知っていて、小柳が陣幕の敵でないことを固く信じていたのである。
「いいえ、本当です」