Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しぶえちゅうさい

渋江抽斎

森 鴎外

Lisez 渋江抽斎 (しぶえちゅうさい) de Mori Ōgai (森 鴎外) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 166 525 caractères · 334 écrans

Aozora Bunko

その十六

即ち対症療法の完全ならんことを期したのである。

その十六

わたくしは抽斎の師となるべき人物を数えて京水に及ぶに当って、ここに京水の身上に関する疑を記して、世の人の教を受けたい。

わたくしは今これを筆に上するに至るまでには、文書を捜り寺院を訪い、また幾多の先輩知友を煩わして解決を求めた。しかしそれは概ね皆徒事であった。就中憾とすべきは京水の墓の失踪した事である。

最初にわたくしに京水の墓の事を語ったのは保さんである。保さんは幼い時京水の墓に詣でたことがある。しかし寺の名は記憶していない。ただ向島であったというだけである。そのうちわたくしは富士川游さんに種々の事を問いに遣った。富士川さんがこれに答えた中に、京水の墓は常泉寺の傍にあるという事があった。

わたくしは幼い時向島小梅村に住んでいた。初の家は今須崎町になり、後の家は今小梅町になっている。その後の家から土手へ往くには、いつも常泉寺の裏から水戸邸の北のはずれに出た。常泉寺はなじみのある寺である。

わたくしは常泉寺に往った。今は新小梅町の内になっている。枕橋を北へ渡って、徳川家の邸の南側を行くと、同じ側に常泉寺の大きい門がある。