Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しぶえちゅうさい
渋江抽斎
Lisez 渋江抽斎 (しぶえちゅうさい) de Mori Ōgai (森 鴎外) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 166 525 caractères · 334 écrans
園は太だ広く、珍奇な花卉が多かった。園を過ぎて菜圃に入ると、その傍に竹藪があって、筍が叢り生じていた。主公が芸人らに、「お前たちが自分で抜いただけは、何本でも持って帰って好いから勝手に抜け」といった。男女の芸人が争って抜いた。中には筍が抽けると共に、尻餅を擣くものもあった。主公はこれを見て興に入った。筍の周囲の土は、予め掘り起して、鬆めた後にまた掻き寄せてあったそうである。それでも芸人らは容易く抜くことを得なかった。家苞には筍を多く賜わった。抜かぬ人もその数には洩れなかった。
前田家、伊達家、牧野家、小笠原家、黒田家、本多家へも次第に呼ばれることになった。初て往った頃は、前田家が宰相慶寧、伊達家が亀三郎、牧野家が金丸、小笠原家が豊千代丸、黒田家が少将慶賛、本多家が主膳正康穣の時であっただろう。しかしわたくしは維新後における華冑家世の事に精しくないから、もし誤謬があったら正してもらいたい。
勝久は看板を懸けてから四年目、明治十年四月三日に、両国中村楼で名弘めの大浚を催した。浚場の間口の天幕は深川の五本松門弟中、後幕は魚河岸問屋今和と緑町門弟中、水引は牧野家であった。