Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
Leggi 丹下左膳 (たんげさぜん) di 林 不忘 (はやしふぼう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 241.861 caratteri · 480 schermate
「先祖がしこたま溜めこんで――いかがです、すこし強すぎますか」
「いやよい心地じゃ。先祖と申せば、お前、あの柳生一刀流の……」
「へえ。うんとこさ金を作って、まさかの用に、どっかに隠してあるんですよ」
「そうか。そいつは危険じゃ。すっかり吐き出させねばならぬ。よいこと探ったの」
「地獄耳でさあ。じゃあ、伊賀に――」
「うむ、よきにはからえ」
と、おっしゃった。これで、大名たちが桑原桑原とハラハラしている来年の日光おなおしが、いよいよ柳生対馬守に落ちることにきまった。なんでも、よきにはからえ……これが命令だ。都合のいい言葉があったもので。はからえられたほうこそ災難です。
吉宗、最高政策中の最高政策、もっとも機密を要する政談は、いつも必ず、この愚楽老人ひとりを相手に、こうしてお風呂場で相談し、決定したのだ。
裸の八代将軍をゴシゴシやりながら、なんによらず、幕府最高の密議を練る愚楽老人――この、こどもみたいなお風呂番のまえには、大老も、若年寄もあたまがあがらない。
この千代田湯の怪人は、そもそも何もの?……垢すり旗下の名で隠然権勢を張る、非常な学者で、また人格者でした。