Classici giapponesi con furigana
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
Leggi 丹下左膳 (たんげさぜん) di 林 不忘 (はやしふぼう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 241.861 caratteri · 480 schermate
「おれのきれえなことばっかりしておきながら、それで、斬られるのがいやだというんなら、そりゃアお前、無理ってもんだぜ」
変にねっとりした口調です。
顔半分は、依然として笑っている。
「俺アなア、第一に、人をだしぬくってことが大きれえなんだ。女のことになりゃア、主も家来もねえというんなら、それもよかろう。だが、お前は、源三郎をだしぬいて、この女を口説きにかかったじゃアねえか。おらアそれが気にくわねんだっ!」
こんなことを言っているあいだに、いつサッと斬りこんでくるか知れないと、門之丞、一刀の柄に手をかけて、ゆだんなく身構えながら、
「乞食浪人の説法、聞きたくもないっ! 早々に立ち去れっ!」
「だまって聞けエ。第二に、おれのきれえなことは、女を追いまわすことだ。それに、なんぞ、さっきからこの押入れン中で聞いていれば嚇かしたり、ペロペロしたり……みっともねえ野郎だっ! 言うこときかなけりゃア、チッ、面倒くせえや、なぜ斬ってしまわねえんだっ! おれアその、女にいちゃいちゃするのが、むしずの走るほど大きれえでなあ。第三に、お前の面がどうも気にいらねえ――ウフフ、これだけそろっていりゃアおらアお前をバッサリやってもいいだろう。