일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

永らく商売をしていて固定的な購売者も相当多く、其の人々は朝夕ハアルマン方の肉を食卓に上せて来たのだから、その恐慌と騒擾を救う為に、これは其の筋として賢明な遣り方だったと言わなければならない。

ロッテ少年から最後のハナペルに到るまで犯行の手口は大同小異だった。何時も停車場に居眠っている浮浪少年の中から犠牲者を物色して、ハアルマンが刑事顔をして伴れ込むか、後からは稀にグランスも出掛けて行って馴れなれしそうに話しかけて銜えこんで来た。二人で××を加え乍ら何日か飼った後、稼業用の大型××××で「処理」して、骨は溜めて置いて大概ライン河へ抛り込んだ。衣類や所持品は安値で古着屋に売り飛ばして、エキストラ収入とし、其の金でカフエ・クルウプケで麦酒を飲むことにしていた。

鶏×、殺害の順序方法等の細部に入ることは、単に不必要な許りでなく、徒らに伏字の連続になって終うが、実際に殺す場合には、全事件を通じてフリッツ・ハアルマンが単独の下手人であった事は言う迄もない。尤も本人はヘルマン・ウオルフ殺しだけは否定しているが、その理由がふるっている。このミンデン市から来た十六歳の少年は、彼の興味を唆る可く些か醜く、且つ余りに不潔だったと言うのだ。