후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
部内と密接な関係を保ち、刑事や巡査とは友達交際の間柄だったからだ。が、以前にも前科があるのだし、斯う頻繁に少年が失踪し出すにつれて、何時、何と言うことなしに漂って来る噂や、種々ハアルマンに関する挙動不審な点や、第一、彼が刑務所に収容されている間は、少年の行衛不明が、皆無ではなかったが、比較的尠かった事等から観て、警察は漸次ハアルマンに着眼するに到り、実際、可成り組織的にハアルマン方の家宅捜索を行った事も一再ではなかったが、併し、何しろ相手が同僚のようなハアルマンではあり、快活なお人好しで通っている「町の肉屋」なので、結局それは形式的な散漫な訪問に終って、のみならず根本的に、別にそれ程重要な目的を意識しての家宅捜索ではなかった。が、其の間もハアルマンは度び度び冷やひやする眼に遭っている。
一つは、あのフリイデル・ロッテ殺しの直ぐ後に踏み込まれた時だが、それから、ウンストルフから出獄して間もなく、二人の売春婦が、彼の不在中にノイエストラッセの店へ肉を買いに来て、売台の下に突っ込んである大きな肉塊に第六感的に怪異な驚怖を感じて、その一片を警察へ届けたことがあった。