후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
パウル・ビハリは盛んにツインコタの家を訪れて、ノルマを伴れ出しては附近の名所旧蹟というようなところを遊び廻っている。七個月程経った或日の夕方、キスがブダペストから帰って来ると、家に錠が下りていて這入れない。夜中近くまで庭に迂路うろして待ってみたが、何時まで経ってもノルマが帰って来ないので、キスは窓を毀して屋内に這入った。食卓の上に紙きれが置いてある。恋人と逃げるから何卒わたしのことは諦めて悪く思わないで呉れ――ノルマの置手紙である。キスは発狂せんばかりに、激怒して、その手紙を焼いたのち、近所に住む Litman という銀行員の家へ駈出した。リットマンは、キスの尠い交友の一人である。寝ているところを叩き起して、一晩じゅうこのショックについて掻き口説いている。リットマンこそ迷惑な話しだが、慰めたり、宥めたり大骨を折って朝になった。
朝になると、このニュウスが Czinkota の町中に拡まって、ゴシップ好きな匈牙利の農民である、いや、大変な騒ぎ。なかには、早晩こういうことになるだろうと見通していたようなことを言って、先見の明を誇り顔にしきりに合点くものもある。