후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
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ヘルグラインがわくわくして待っていると、四、五日してインデアナから返事が来た。
この、一九〇七年十二月十二日附けの手紙は、その後、ラ・ポウト郡警司の手に押収されて重要な証拠材料となったもので、実に奇抜な文句だから、原文をその儘掲出することが出来ると愉快なのだが、ここでは、成る可く忠実に直訳して置こう。
「インデアナの美貌の寡婦」が、例の広告へ「応募」した一人に過ぎない、一面識もないアンドルウ・ヘルグラインへ、かれの照会に対して突然こんな手紙を寄越したのだ。
「アンドルウ! おお、アンドルウ! 世界中で一番親愛な私の友よ」初めからこうだ。すこし何うかしているようでもある。「今あなたは、どんなことがあっても直ぐ私のところへ来て、私の有になるよりほか途のないことを、わたくしよく存じております」
随分高飛車な言い方だが、愛は命令する権利がある――それ程愛しているとでもいう心算なのだろう。
次ぎが面白い。
「あなたがここへいらっしゃれば、きっと王様よりも幸福におなりになりますわ。わたくし保証いたします。そして、王様をお迎えする女王さまのよろこびは、どんなに大きいことでしょう。