후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
新たに其処に療養所でも開かれたのかしら――マッキントン博士の妹は、そう思ったと言う。
博士の話しはそれ丈けだったが、これが、新聞記者や刑事の所謂第六感というやつだろう。何かしらぴいんと来るものを感じたガフは、直ぐその足で問題のハイランド・アヴェニウの家へタクシを乗りつける。番地は、マッキントン博士が知っていた。615 Highland Avenue.
二階建ての、相当大きな住宅だ。階下の窓は、すっかり陽除けが引いてある。見たところ、何うも人の住んでいそうな様子はないのだ。呼鈴を押して案内を乞うたが、何の返事もない。そこで、隣家の六二一番を叩いて訊いてみると、主婦のL・C・シュワイツア夫人という人が出て来て、この三月一日までボウン Mr. Born なる人が住んでいたが、一日の早朝何処かへ引っ越して行った。すると、その日の午後、四時頃に、二人の婦人がボウンを訪ねて来た。暫らく家の周囲を歩いて、あちこち扉や窓を叩いていたが、何処も鍵が掛っていて開かないので、その二人伴れの女は最後にシュワイツア夫人の許へ来て梯子を貸して呉れと言ったという。がシュワイツア夫人が、貸していいものか何うかと迷っているうちに、一人の婦人が、階下の浴室の窓が錠が下りていないのを発見して、二人で其処から這い込んで行ったというのだ。