일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

一方、遅蒔きながら大童の警察の努力が報いられて、そろそろ足が付き出していたことも事実である。警察は、何よりも先に、宝石外套等の盗品に眼をつけたのだ。これはこの場合、最も自然な捜査手段で、即ちその品物を一々詳細に新聞紙上に発表して、何処かで該品を見た心当りのある者の公助的出頭を促すことにしたのだった。これが案外速効を呈した。ポウトランド市南区から三人の老夫人が現れて数個の宝石類を示し、次ぎのようなことを申述べたのである。

十一月二十五日というから、モンクス夫人が沙港で殺された翌る日である。南ポウトランド市の三人老婆が住んでいる家へ、貸間札を見に来て、一人の男が同居しはじめた。ところが、翌二十六日、マイヤアス夫人事件のあった正午頃から、出たっきり帰って来ない。つまり一日しか居なかったわけだが、その一日の間に、彼は、三人の老婆達に数個の宝石類を安価に売って行ったのだ。が、殆んど同時に、新聞紙上の警察の公告によって疑問の「彼」の※品のことを知った老婆達は、薄気味悪くなって、三人相談の末、品物を持参して警察へ訴え出たのだった。

果してそのうちの大部分は、沙港のモンクス夫人の家から盗み去られたものと判明して、ここにはじめて、三人の老婆の供述によって警察当局に「彼」