일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

この季に代る或る物を見出す事は容易なことではあるまい。

季という事は実に重大な働きをして居るのである。俳諧でも無季の句は色彩が少く、其処に季の句が現れて色彩を加える。無季の句のうちに神祇、釈教、恋、無常、疾病、羈旅等があって、人間生活を縦横に謡うが、それを点綴して季の句が過半数を占めておる。

とにかく、日本の国土というもの、その豊かな四季の変化、その中に住む人間の生活、それらが俳諧となったのである。

俳諧もまた大きな眼で見れば花鳥諷詠詩といえないことはない。否、これをも花鳥諷詠詩と呼ぶことは正しいと思うが、そのことは暫く措いて、唯此処には花鳥諷詠詩たる俳句の母体である俳諧というものが、また如何に四季の現象(季)を重要に取扱っているかということを明らかにして置くにとどめる。

笠は長途の雨にほころび、紙衣はとまり/\のあらしにもめたり。佗つくしたるわび人、我さへあはれにおぼえける。むかし狂歌の才士此国にたどりしさまを不図おもひ出て申侍る。

狂句こがらしの身は竹斎に似たるかな   芭蕉

たそやとばしる笠の山茶花   野水

有明の主水に酒屋つくらせて   荷兮

かしらの露をふるふ赤馬   重五