일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うんせききこう

柳宗悦 民藝紀行

柳 宗悦

柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면

아오조라 문고

この割合で計算を進めると、一カ月間に二百四十里、一年間に二千八百八十里、十年間には二万八千八百里を歩く勘定になって、世界一週をしたのと略々同里程になるわけだそうな。だから今見たと思って次に振り返ると遥かな向に雲のように走って行くという話であった。私たちは舌と眼と耳とで御馳走になった。

一行の浜口君は学校の仕事があって帰城するので駅に見送った。残る五人は再び車を南に走らせて木浦を指した。行く行く羅州を過ぎる時、偶々市日に出逢った。市場は正綏楼の門内にあった。既に午後の出盛りを過ぎたひなびたこの市は、五月の斜陽の下に淋しくも楽しいものであった。古い面影そのままで朝鮮を見る感が深い。私たちは売れ残りの焼物の中から味深い幾多の品を拾うことが出来た。おそらく質の劣るものだけ残されたのであろうが、吾々からするとよいのだけ吾々に残しておいてくれた感じである。

門内に数基の鉄碑がある。昔の牧師の頌徳のために建てられたものであるが、石台の上に立つ雄渾な形には何かノルマンの碑石を偲ばせるものがある。粗末に放置してあるが当然特別な保護を受けてよい。

車は南へ南へと夕ぐれの光を浴びて走った。