일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うんせききこう

柳宗悦 民藝紀行

柳 宗悦

柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면

아오조라 문고

思い出す職人

亡き一職人のために

亡き一職人のために

森数樹兄と一緒であった。昭和九年九月一日、奥羽地方民藝調査の折、秋田を訪うた。だがこの古い町に期待したほどの品物はなかった。黄八丈はあるが、本場のにはどうしても劣る。角館でも作るが、もう生産が薄い。漆器は能代に名を奪われている。(もっともこの黄味を帯びた春慶は、色や塗の関係から上品であっても弱々しく、形も冷たく、同じ品ならまだしも飛騨高山産の方が力がある)。秋田の町では岩七厘が目に止るが、これも町の産物ではなく北秋田郡阿仁の村で出来る。樺細工も町で見かけるがこれは角館が本場である。紫根染はあるが、これは花輪から来たのであろう。秋田が秋田で産む品を求めても、ほとんど得るものがない。大きな城下町であるし、北方の主要な都であったから、昔は相当に色々な品が作られたに違いない。だが伝統は早く消え去ったと見えて、眼に映る品はほとんどなかった。(あるいは未だ気附かないものがあるかも知れぬ。もしそうなら次の訪問の時是非廻り逢いたい)。

町々を縫って廻ったが、かつぐ袋はまだ軽かった。ついに町はずれ近くなった時、ふと小さな鍛冶屋が目に止った。狭い店に低い棚を設け、品物がほんの少しまばらに置いてあった。