일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うんせききこう

柳宗悦 民藝紀行

柳 宗悦

柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면

아오조라 문고

六

六

窯は始まって以来変らない。伝統が凡てである。同じものを同じ形を同じ釉がけを今も続けている。私は近くの村で三十年も使っているという酒甕を見た。だが今作っているものと寸分の違いがない。ここで美しい黒土瓶を焼くが、近頃武雄在で発掘された元禄時代の土瓶と形も釉もさしたる違いがない。それ故現に作られる日本の土瓶のうち最も古格を保つものといっていい。この窯には時代がないのだといった方が早い。思いようによってはまさに時代遅れの窯である。それを謗る人もあろうが不思議なことには最も進んだ科学が産むものより、ともかく美しい。これを想うと今の知識の頼りなさがしみじみと身に迫る。神学校の先生たちを、あの篤信な善男善女に比べるのと同し感じである。工学博士の建築を田舎家に比べる時とも同じである。一方には比較出来ない学問の優越さがありながら、ただ一物に欠けているのである。美になくてならぬ肝心のその一物だけがないのである。

かかる日田の山奥の窯場に来て、私たちは時代離れに心酔してはならない。だが同時に時代遅れを笑うわけにゆかない。私たちは何が美を産むかを学びたいのである。その一物さえ掴めれば、町に出ようと機械に交ろうと知識をふやそうと、どんなことをしてもいいのである。