후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
五
作る品は実用品ばかりである。水甕、酒甕、大壺、小壺、鉢、土瓶、急須、茶碗、徳利、花立、湯呑、皿、擂鉢、植木鉢、水注等々々。その範囲はいたく広い。小さな窯場でこれほど多様なものを造る所も珍らしい。このことだけでも不思議な窯である。凡てを自給せねばならぬ山間僻陬の地理が、このことを長く要求し、今もその習慣が続いているのであろう。土地の農夫たちは古くからの暮し方を容易に変えない。
五
峠を降りて村に入れば耳に聞えるのは水車の響きである。焼物の土を砕くのである。音の間はいたく長い。大きな受箱が少しの水を待っている。急ぐ用もないのである。待ちどおしく思うのは吾々の心だけと見える。だがこの緩かな音があってこの窯があるのである。もしせからしい機械が入って来たら、この村はたちまちつぶれるであろう。機械に職が奪われてしまうからである。狭い谿間は家のふえることをすら防いでいる。早く機械が動いたなら生産の過剰に、たちまちものがはけなくなるであろう。この村とこの窯とには、待ちどおしい水車が一番仕事を助ける。
この窯では美しい緑釉を使う。白絵の上にそれを流すと色がいよいよ冴える。