후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
温良敦厚な紳士、数々の配慮を受けたことは深謝に堪えない。私たちには立派な性格の人として永く記憶に残った。順天は古い都城で、今でもかなりな町だ。幸にも幾分旧態が残る。具氏の案内で徐丙奎氏の家を見せてもらう。石垣を廻らした素晴らしい民家の中に囲まれて、この両班の住居は隠されていた。門を這入るとお寺かと思われるほどな規模で数棟の見事な建物が、白い砂の上に夢のように浮き上っていた。徐氏は如何にもこの国らしい老大人。愛息の徐廷権は拳闘家として知れていると言う。茶を呼ばれたが先を急ぐ身、よい記憶を心に包んで此処を辞した。
順天では朝鮮靴、七宝の指輪、刺繍の類など。中でも靴は形が卓れ細工も見事であった。惜しいことに今は一般にこの種のものが廃れ、到るところ護謨靴に代られている。あの色様々な美しい靴を並べた店が、朝鮮からほとんど消えてしまったことは、どんなに町から彩りを奪ったことか。それにしても形だけは今も固守されているのは、見逃せない事実である。
一行六人、午後谷城へ向う。平明な全南の景色を送迎する。茂る樹木を見ると、あの岩山の北朝鮮とは際立った違いである。工藝の南国だという理由が読める。