후리가나로 읽는 일본 고전
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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
柳 宗悦의 柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,050자 · 276화면
心がせかれるので窯場での買物は次の日に譲り、急いで山を降りた。谷城は小さい町であった。此処の市はこの旅で廻り会えた最初のものであった。朝鮮全土至る所の村や町では、定まった日に五日おきぐらいに市が立つ。市日には凡そ五里四方ぐらいの物産が集散すると言われる。朝と夕とに街道に点々と人の列が見えれば、その村に市が立っていることが分る。市日はどこでも祭のような楽しさが伴う。人も物もこのぐらい純粋に集って動いている所は外には求め難い。市日では誰も朝鮮の朝鮮に会える。吾々は人込みを縫って目ぼしい品々を漁った。徳席(藁莚)、黄麻布、桝呑茶碗、杞柳の弁当箱(トンクリチャツと呼ぶ)、鉄の蝶番など。中で幾束かの美しい麻糸をさげて売っている。悉皆買おうと申込んだが、売主がおらず探しても現れず、ついに惜しい別れをしてしまった。今度は麻布を一まとめに買おうとしても、勘定が出来ず、纏めては売らないという挨拶。如何にも朝鮮らしい市日の風物。こんな事情にも物が美しく作られる種がひそんでいよう。ここで買った白碗は、茶道の方で「ますはかり」と呼ぶものの親属なのだが、朝鮮では今も濁酒(マッカリ)の桝であると同時に盞なのである。