후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
フリイドリッヒ・アベリンクは、当時兄と姉と一緒にラレンドルフ町からハノウヴァの伯父の家に来て、ウイルヘルム街三一二番に住んでいたのだが、その十七日の夕方、フリイドリッヒの姉でアリスという十四になる少女が、家の前の往来で近処の子供達と遊んでいると、突然見知らぬ男が声を掛けて、自分はお前の伯父の友人で、今お前の所へ綺麗なカアドを持って来て遣ったが、お前が家に居ないので伯母さんに預けて来たと言うので、アリスが家に駈け戻って見ると、そんな人が訪ねて来た事実もなく、勿論カアドなどは残されていなかった。
後に証拠固めの時、この少女アリスとその時一緒に遊んでいた子供達を呼び出してハアルマンを見せると、彼らは一斉にそれがあの時の見知らぬ男に相違ないと証言した。ハアルマンは何の為にそんな事をしたのかよく判らない。排他的に少年を好んで、女性には用のない筈のハアルマンだから、別に話し掛けて何うしようと言う気はなかったのだろう。只アリスが遊んでいるところへ通りかかったので、一寸戯ったのだろうが、彼は、アリスがフリイドリッヒの姉であることや、彼等の家庭の事情は、或る程度まで、殺した少年から聞いて知っていたに相違ない。