일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

そこのラ・ポウト郡の景色の好い土地に、可成り金になる農場を有っている美しい未亡人がある――コウツは、何時の間にか無意識に、一生懸命その広告文を読み返している。「最も便宜なる近き将来において財産と人生を併合する意思の下に」――「財産と人生を併合する意思」――コウツは首を捻った――「財産と人生を併合する?」

人生を併合する――と呟いて、コウツはにっこりした――何だ、鳥渡気取った言い廻しだが、求縁とある通り、要するに結婚のことじゃないか。そしてこの美しい未亡人の相手は、単なる人生のほかに財産をも併合し得る、「相当以上の資財ある紳士」でなければならないとある。先方に金があるのだから、空手で入り込むというのは少し虫が好過ぎる。ここは矢張り、資格として、お婿さんのほうからも幾らかの持参金があって然る可きところだろう。成程。いや、尤もな条件だ――コウツは頻りに合点いて、新聞を片手に、深い思案と安楽椅子の底へ、一緒に沈み込む。

手紙で聞き合わせて、何れ日が決まると、こっちから出掛けて行って会う段取りになる。この広告主が余程慎重な態度を採っていることは、「――自身御来談の誠意あるに非ざれば、当方も真剣に考慮する能わず」