후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
その夜、エイメ号で、食堂から直ぐ自分の船室へ引き籠った客の一人、ピカルド夫人という作曲家の話しには、「何時頃でしたか、私はうとうとしていましたが、まだそんなに晩くなかったと思います。ジャネットさんのお部屋のほうで、何ですか口を抑えられているような声がして、間もなく、ジャネットさんの姿が見えないと言う大声がするので、私も、喫驚して出て行って見ました。客から乗組員まで、みんな其の船室のまえに集まってがやがやしていましたが、私は初めジャネットらしい悪戯で、何処かに隠れているのだろうと思いました。デュポン船長なども、そう言って笑っていました」
キュヴァリエ少将が、エドワルド氏と共通の友人ドウリアック博士へ打った電報が、巴里へ這入った最初の通知だった。それは、翌二十五日午前十一時五十分に、附近のマリアンバム局で受理したもので、十二時三十分に巴里へ届いている。簡単な電文だった。「ジャネット甲板より墜落、溺死す。エメリッヒ市セムデン局宛て来否返電あれ」同日午後六時に、ドウリアック博士は、ケルン経由でエメリッヒへ急行して、翌朝博士から、また同じような電報が巴里の留守宅の夫人の許へ飛んでいる。