일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

床にクッションを敷いてその上に寝ると言い張るのだ。仕方がないからその通りにさせることにすると、先ず女は、厳かに膝まづいて、はじめに東を向き、それから西に面して二、三度天を仰ぎながら、大声に唱えた。

「アラ・タラ! Allah Tallah !」

太陽を拝むらしいのである。

この、神性を「アラ」と呼ぶことから、ウオロウル夫人は、女は回々教徒に違いないと思ったので、翌朝、教区の牧師に東洋の宗教画と支那印度あたりの風俗画集を持って来てもらった。宗教画のほうは、英語で書いた研究的なものなので、何ら役に立たなかったが、写真帖を見せると、支那に関する部分には一々覚えがあるとみえて、しきりにうなずいて微笑する。そして、船の絵を描いて、そこから大きな船に乗って来たというつもりらしい。夫人は、もう一度女を案内して邸内の隅々まで歩いて、あちこちに仕舞ってある、知人の東洋土産などの支那の装飾品を出して見せた。その度びに女は同国人に会ったようによろこんで、じぶんはそれらの品物とおなじ国から来たのだと手真似で言う。また自分を指さして、鸚鵡のような声で熱心に叫びつづけた。

「カラブウ! Caraboo ! カラブウ!」