일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいかいきじつわ「じょぶん」

世界怪奇実話

牧 逸馬

牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면

아오조라 문고

まことに威風堂々たるものだとある。母は歯を黒く染めて鼻に宝石の棒を通し、頭の右側に大きな金の輪を飾っていた。平民は土下座してカラブウの父を額拝する。膝をついて、自分の右手で頭のてっぺんを押さえる礼だ。カラブウ内親王に対しては、人民は片脚膝まづくだけである。父君は色の白いほうだが、母君は黄褐色だった。カラブウ内親王殿下は、故国ではふだんでも、何と七本の孔雀の羽をあたまの左側に飾っていたものだ!

内乱が起ったのである。姫君のおんば日傘の生活は破られた。カラブウ内親王殿下が三人の女官とともに、ジャヴァス王宮の奥庭を御散策あらせられている折りしも、矢庭に馬来船――殿下のお言葉ではプラフ、Prahu ――に乗り込んだ反逆者の海賊団が上陸して来て、ここに、乱闘が開始された。殿下御自身、お勇しくも繊手に短剣をおふるい遊ばして、よく二人の慮外者をお斃しになったが、咄嗟の出来事なので救援間にあわず、お傷わしや海賊めらに誘拐されて二週間後には奴隷船に売られていたという。大砲と、四十人の部下と、それに船医―― Justee、これも殿下のお言葉――さえ乗り込んでいる大きな船だった。